大宜味村編纂室を体感!
現在の大宜味村役場の敷地内に、沖縄で一番古い、鉄筋コンクリート造りの建造物、「大宜味村編纂(へんさん)室」があります(^^)
大正14年に建てられ、1997年(平成9年)には県指定有形文化財に指定。
沖縄戦で灰じんと化した沖縄県において、戦前の建造物として残存する、数少ない建物のひとつだそうです。
現在は村史編纂室として、資料室になっています。
建築から、今年で88年の歳月が流れ、人間でいえば「米寿」。建物も、米寿の飾りつけがされ、お祝いをしてもらっていました(^^)
約90年前にもなる建築デザインは、すごくレトロでお洒落です。
天井の梁とかも、凝ってましたよ
2階へ上がる階段を上ると村長室だったそう。
元村長室の天井。多角形のお部屋で、窓からは海が見えます(^^)
建物裏側。洋館っぽくて、素敵ですね(^^)
資料室では、大宜味大工が使用した工具や、当時の資料、新聞などが閲覧出来ます。
機械の無い時代に、手作業で建築されたこの建物、当時は、大反対を押し切って、建築が進められていたそうです。
様々な工夫や努力が感じられます。
長い歳月、戦争も経験し、色んな方々が出入りし、色んな人間ドラを観て来たんだろうな~と、しみじみ体感してきました。
やんばるドライブを兼ねて、是非足を運んでほしい場所です(^^)
大宜味村編纂室を体感!, (833)
沖縄口コミ said on 2012年12月22日
県内で消えゆく歴史的建造物が今多い中、末永く大切にしたい建物ですね。
こういう場所を紹介できるってステキです。貴重な投稿ありがとうございます。^^