「むかしむかし」の木灰そばは地産地消を越えた「自産自消」(名護市)

2014年5月9日 in グルメ, 口コミ, 沖縄そば

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名護市から山間部を通って美ら海水族館に向かう県道84号(沖縄そば街道)沿いにあるお店「沖縄伝統木灰そばの店 むかしむかし」に行ってきました

中華麺のかん水の代用として、木灰からつくる灰汁で麺を打つことで生まれた沖縄そば、こちらのお店では、なんと店舗の裏の森から木を切り出し、木灰を作るところから手作りで製麺をされているそうです

いただいたのは三枚肉そば大(600円)
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幅約5㎜の麺が、スープから顔を出すくらい盛られており、その上に少し甘めに味付けされた歯ごたえのある三枚肉が5枚トッピングされています
豚とカツオダシベースのスープは決して薄味ではありませんが、麺から立ち上る木灰の香りと、「ゴワゴワブチッ」という食感の存在感がとても強い一杯です

木灰の香りが好き嫌い別れるかもしれませんが、個人的には「むかしの人たちは、こんな沖縄そばを食べていたのかなぁ…」と沖縄そばの歴史に思いを馳せながら、美味しくいただきました

デザートで出てきたヤマモモも、店舗の裏の畑で採れたものだそうで、その他にも自家農園で育てた山羊料理や、山羊そばも食べることができます
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店主さんは、もともと陶芸家とのことで、お店の建具や食器など、手作りのものも多く使われていました

今風の沖縄そばが物足りない、という方には、ぜひ一度召し上がっていただきたい一杯です

カーブが連続する道沿いなので、地図と外観写真を頼りに、お見逃しなく~
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沖縄伝統木灰そば むかしむかし
住所 : 沖縄県名護市中山694-1
電話 : 0980-54-4605
営業時間 : 11:30~18:00(第2・4木曜定休)

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